総入れ歯とオールオン4®インプラントは、どちらも歯がない人のための補綴(ほてつ)治療法です。総入れ歯とオールオン4®インプラントではその仕組みやメリット・デメリットが異なります。総入れ歯は、歯茎に覆うように作られた入れ歯で、保険が適用されます。(保険が適用されない自費の総入れ歯もあります)しかし総入れ歯は異物感や嘔吐反射を感じる方もいらっしゃいます。オールオン4®インプラントは、2~4本の少ないインプラント体で全体の歯を支える方法です。保険が適用されませんが、安定性や機能性、装着感や審美性が高い治療方法です。
オールオンフォー®インプラント
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固定式なので外れない、咀嚼効率が高い、違和感が少ない、痛みがない、食事の味を感じやすい。
発音しやすい、しゃべりやすい、骨吸収が起こりにくい(骨が溶けにくい)、口臭が起こりにくい。 |
総入れ歯
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取り外し式なので外れやすく、口の中で動く。咀嚼効率が低い。歯茎を大きな装置で覆っているため違和感が強い。
入れ歯と歯茎の間にものがはさまって痛い。歯茎を大きな装置で覆っているため食事の味を感じられにくい。 発音しにくい、しゃべりにくい。総入れ歯を使い続けていると骨吸収が起こる(骨が溶ける)。 食べ物が挟まりやすいため口臭が起こりやすい。 |