を失ってお悩みの方へ

日本人が歯を失い続ける理由

あなたはどんな時に歯医者さんに行きますか?

または、過去にどんな時に歯医者さんに行かれていましたか?

 

ほとんどの方は

■虫歯ができた

■かぶせ物や詰め物が取れた

■歯がしみる、痛い

■歯がグラグラする

■噛むと痛い

■歯が折れた、割れた

■歯茎が腫れて痛い、血が出る

といった時ではないでしょうか?

そして

虫歯であれば、悪いところを削って詰め物やかぶせ物をしてもらって

治療が終われば「ああ、これで治った」

と思ってはいませんか?

 

実は、この常識こそが

あなたが将来多くの歯を失ってしまう大きな原因なのです。

 

あなたが歯医者さんに駆け込むこれらの症状ですが

「そもそもそうなってしまった原因」は何なのでしょうか?

 

もうすでに歯を何本か失ってしまっている場合には、その時、歯がなくなった原因は一体何だったのでしょうか?

虫歯

歯周病(歯槽膿漏)

歯が折れた、割れた

の症状は結果にしかすぎません。

 

そうなってしまった原因が必ずお口の中にはあるのです。

しかし、その根本原因を患者さんご自身が知らないことがほとんどです。

 

 

それらの病気を引き起こしている根本的な原因は

「咬み合わせ」(バランスの悪い破壊的な力)「細菌」(清掃不良)

です。

「かみ合わせ」と「細菌」の両方に

原因がある方は

とてもはやく破壊が進みます。

「歯の掃除さえすればいい」では片手落ちになってしまうのです。

 

多くの方は歯が悪くなる原因は

「もう年だから老化だわ」

「自分が歯みがきをちゃんとしなかったからだ・・・」

と思い込んでいる方がほとんどです。

本当にそうでしょうか?

あなたじゃ過去に治療した部分がまた虫歯になってしまったという体験がありませんか?

 

日本中で現在行われている歯の治療の3分の2は、

過去に治療した部分の再治療です。

最初は小さな虫歯だったかもしれません。

小さな虫歯を削って小さな詰め物をしていました。

 

何年かしてその小さな詰め物部分が虫歯になってしまいました。

小さな詰め物を外し大きな詰め物にやりかえをしました。

 

そしてまた虫歯になった時には

大きな詰め物を外して

虫歯部分を更に大きく削り取り、今度は削った歯を覆うような大きなかぶせ物をしました。

しかし、

また何年かして

今度はかぶせ物が外れてしまいました。

 

銀の被せ物がはずれた部分を見てみるとバイキンによってドロドロに溶かされた

歯の根っこが見えていました。

歯の根っこまでバイ菌がきてしまった歯の神経を残すことは大変難しく、

こうなったらもう「この歯の神経は抜きましょう」「抜くしかありません」

ということになってしまいます。

 

神経を取った歯の強度は10分の1まで落ちます。

 

歯の神経を取るとどうなるの?動画もご覧下さいね。

 

歯の神経を取るということは

歯の神経と一緒にある血管も一緒に取り除くことを意味します。

血管を取り除くと、栄養が歯にいかなくなります。

 

栄養がいかない神経や血管を取った歯は

少しの力がかかることで

あっけなく折れたり割れたりします。

神経のない歯が折れたり、割れた場合には、

もう歯を抜くしか方法がありません。

 

多くの日本人は、

このような順番で歯を失い、

そしてもう1本、また1本とドミノ倒しのように歯を失っていっています。

 

そして80歳になった時に、残っている歯はわずか11本

というのが現実なのです。

 

11本では、何も噛むことはできません。

 

入れ歯で苦痛に耐える生活を過ごすことになってしまうのです。

 

同じところが何度も虫歯になるには、

必ず再発する原因が

あなたのお口の中にあります。

 

日本人の寿命は大幅に伸びました。

 

80歳、90歳は当たりまえという時代です。

100歳以上の人口が5万人を超えました。

 

これから私達が本気で考えなければいけないこと、それは

「単なる長生きではなく、質の高い人生」をいかに現実にしていくか、ということです。

その鍵となるのが「歯」であると私は確信しています。

 

自分の足でどこにでも行けて、自分の歯でちゃんとみんなと同じ食事をすることができる

この「あたりまえのこと」を実現していくことが

生きる気力にダイレクトに繋がっていくのです。

何度も何度も同じところを治療し、

その度に削っては詰めて、

削っては詰めてを繰り返してきた。

 

その結果、歯の神経を取ってしまった、

噛むために必要な歯の強度を失ってしまった、

壊れて抜かなければならない

ということが起こっているのです。

 

どこかが悪くなったら

そこだけを治療する

という

対症療法的なものの考え方に

立っていては、

それがダメならまた別の方法というように

いつまでたっても終点のない、いたちごっこです。

 

 

対症療法とは逆に、原因を辿りそれを取り除いていく方法を、「根治療法」と言います。

原因を取り除かなければ結果は繰り返します。

 

 

何か問題となる結果が起こるには、かならず原因があります。

 

前歯がいきなり前に飛び出てくるには、必ずそうなる原因がお口の中にあります。

同じ部分が何度も虫歯になるのには、必ずそうなる原因があります。

 

かぶせ物が何度もはずれるのには、必ずそうなる原因があるのです。

 

それが「噛み合わせ」と「細菌」です。

 

歯科治療は外科と同じイメージの治療です。

 

例えば、交通事故で足を失って病院に搬送された場合、どうなるのでしょうか?

 

傷口から出血や感染をするので治療をしてくれた。

消毒や痛みを和らげる痛み止めをもらった。

 

これで治療は終わりましたと言われ、

命が助かったことに喜んだが、歩けない。

 

相談すると、義足を手配してくれた。

トカゲのしっぽのように足が生えてくるのではないのです。

 

歯科は、悪くなったところを切り取って代替のものを補うという考え方です。

決して失ったあなたの歯をもう一度生まれ変わらせて、

元の同じ新しい歯に戻すことなどできません。

 

歯科医師は神様ではないからです。

 

症状が出たらまずは「原因」を突き止めることがスタートです。

 

知らなかったために、日本人は歯を失い続けています。

 

虫歯で歯が痛い

歯がグラグラする

歯茎が何度も腫れる

歯が折れた

歯が割れた

詰め物、かぶせ物がはずれる

これらはすべて症状(結果)です。

 

かならず、あなたのお口の中に症状を引き起こしている原因があるのです。

 

私の場合は、どうかしら?と思われた方はどうぞお気軽にご相談下さい。

 

現状を正しく知ることで、

10年先のお口の状態は簡単に予想することができる

ことをお伝えしたいのです。

 

あなたが歯を失った原因は何でしたか?

「あーー、この歯はもう抜かないといけませんね」
「歯槽膿漏がひどくなってますねえ」
「歯周病がだいぶ進行してしまっていますね」
と歯医者さんで言われ
どうしたらいいのか悩み
吉本歯科医院にご相談にお見えになることがあります。
患者さんは
「歯を抜かなくちゃいけないって、どうして?」
「歯を抜いたらどうなるの?」
「歯を抜いたら困るじゃない?」
「歯を抜いた後、どんな方法があるの?」
いろいろと疑問とご不安をかかえてお越しになられました。
このようなご相談は大変多いのです。
きっと患者さんご自身も
「歯を抜かないといけない」という言葉に
びっくりされるんです。
怖いですよね。
歯を抜くって。
歯を抜いた後、一体どうなるの?自分は?ってご不安になりますよね。
それが、あたりまえです。

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患者さんはこうおっしゃりました。
『歯周病で奥歯を抜かないといけないと診断されました。
左上の奥です。
抜かないといけないと診断された以外の他の歯も自分で触ってみると
グラグラして揺れています。
gura.JPG
歯を支えている骨も溶けかけてきていると、言われました。
このまま何もせず抜いたままにしておくのがいいのか?
入れ歯を入れたらいいのか?
インプラントにしたらいいのか?
悩んでいます。
どのようにすれば私はきちんと噛めるようになるでしょうか?』
歯を抜かないといけないと
診断された、
なんとか抜かずに治療はできないか?
また、歯を抜くとしてもその後どうしたらいいのか?
このようなお悩みを抱えてお越し下さる方は
大変多くいらっしゃいます。
しかし、
「そもそもこの歯を抜かないといけなくなった原因はご存知ですか?」
とおたずねすると
ほとんどの方が
「え?それは、・・・・歯磨きしなかったから、虫歯が悪くなって・・かな?」
とか
「歯周病ですよね、きっと」
「それはきっともう年をだから老化で歯茎に膿がたまったんじゃないのかなあ・・?」
とか
明確に
「私はこの原因により今回この奥歯を抜かないといけないことにまで
なってしまった」
お知りになっている方は、ほとんどいません。
つまり
原因を、ご存知ない。
今回、歯を抜かないといけなくなった根本の原因は何なのか?
それを知らずに
それを解決せずに
単純に
抜けた部分に入れ歯
抜けた部分にインプラント
抜けた部分にブリッジ
をしても、
お口の中にある根本原因を解決しないままですので
近い将来必ず同じ運命を辿るのです。
たとえば、インプラントについてですが
インプラントとは歯がなくなった顎の骨に埋め込む人工の歯根のことです。
ただのネジです。
歯がなくなったところにこのインプラント体であるネジを埋め込むのですが、
お口の中に「歯を抜くことになった原因」を残したまま
硬いネジを埋め込んでしまうと
大変危険です。
まずは
そもそも歯を抜くことになった原因をきちんと
調べることが大事です。
歯周病とは
歯を支えている骨が溶けてなくなってしまう病気です。
歯周病は、お口の中の菌が原因で
悪化したと思われている方が多いのですが
実際の原因は菌だけの問題ではありません。
 
歯周病は骨が溶けてなくなる骨の病気なのです。
骨がなくなっている場合には
骨を作る手術の段階から行なう必要があります。
どの程度骨がないか等、診断を行なってから
インプラントが可能かどうかの判断となります。
また、全身的なご病気等がある場合にも
手術を行なうことはできません。
※心臓病などで血をサラサラにするお薬を飲んでいる
※骨粗しょう症の改善するお薬を飲んでいる、骨粗しょう症の注射をしたことがある
等も手術を行なうことができません。
そしてこれもよくお尋ねいただくことなのですが
抜いた奥歯をそのままにしておく、ということは
あまりおすすめはいたしません。
抜けた歯の部分にインプラントができるかどうか?
また、今回歯周病で歯を失ってしまった根本原因は何か?
これらをすべて詳しくお調べしてから
どのような治療がその方にとって最善であるかを考えてまいります。
お口の中にあります「かみ合わせ」の問題を解決することをせず
失った部分だけに単純に「なくなった部分を埋める」という考えで
硬いネジであるインプラントを入れてしまいますと
後々トラブルを引き起こし大変危険です。
そのトラブルは
悲惨なものです。
インプラントは骨に固く固定されてしまうものです。
骨の中にがっちり埋め込む硬いネジです。
硬く固定されたモノと、
ご自身の歯がガツンガツンと当たる力により
ご自身の歯は簡単に壊れます。
domiojpg.jpg
硬いものと柔らかいものがぶつかると
柔らかいものが壊れるのです。
その他のご自身の残っている歯が、固定されたインプラントにより
どんどん破壊され、同様に他のご自身の歯を多く失ってしまうことになってしまいます。
インプラントをお考えの場合には
どうぞ事前に正しい情報を得てから
治療をスタートさせて下さい。
一度インプラントを入れてしまいますと
もし将来、何からのトラブルが起こった場合には
埋めている骨ごと大きく削りとって外すこととなってしまいます。
きちんと噛める
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歯のことを意識せずに当たり前の食事ができる
このことを実現するには
単純に
「なくなったらそこにインプラントか入れ歯を入れたら元のように噛める」
というようなものでは、ないのです。
まずはそれを知って下さい。

日本人が歯を失う最大の原因「歯周病」とは?

歯周病だと思うんですが・・・
 
歯槽膿漏(歯周病)が進行していると言われたんです
歯周病の治療をして欲しいのですが
歯茎が茶色に腫れて
膿が出て歯がグラグラしてるので治して欲しい
こんなお悩みを抱えて
日々多くの患者さんが初診の際におっしゃられます。
しかし
歯周病について
なんとなく
歯茎が腫れてしまうこと
歯磨きを怠ったために菌により歯茎が傷み
その結果、歯がグラグラしてきた
とイメージされている方が本当に多いのです。
最初はたしかに
歯茎が赤く熟れたトマトのようになってきます。

さわるとプニプニしています。

さらに進行すると
そこから
歯茎が下がってきます。
よく
「なんだか最近、歯が伸びてきたんです」
とおっしゃられるのは
歯が伸びたのではなく
歯茎が下がったことにより
歯が伸びたように見えるのです。
こうなってくると
歯の根元が見えてきていますので
当然歯磨きをすると
歯がキーンとしみたり
してきます。
ちなみに
健康な歯茎はこんな感じです。
さらに悪化していくと
歯がいよいよグラグラと揺れ始めます。
gura.JPG
グラグラと揺れが激しくなった歯は
もう既に
歯を支えている骨が溶けている状態
です。
この図をご覧下さいね。
お口全体の写真にイラストを書いたものです。
黄色い部分は
歯を支えている骨

です。
骨の中に歯の根っこ部分が3分の2ほど埋まっています。
歯をはずして
骨だけです。
黄色い部分が骨です。
しっかり、ありますね。
さあ
ではこちらの写真をご覧下さい。
黄色い部分が骨です。
上の骨と比べていかがでしょう?
半分以上溶けてなくなっていますね?

なんとか
支えてはいるものの
ほぼ全体の歯が
グラグラしている状態です。
いつどの歯が抜けても
おかしくない状態です。
歯を支えている骨が
どんどん溶ける
その結果
歯がポロリ抜けるのです。
歯周病について
はっきりと知って下さい。
歯周病とは
あなたの歯を支えている骨が
溶けてなくなっていく病気
のことです。
そして
一度溶けてなくなってしまった骨は
掃除をしようが
プロによって清掃をしてもらおうが
元には戻りません。
一度溶けてなくなった骨を再生するという
処置を行なわない限り
溶けてなくなった骨は
元には戻りません。
 
まずはそのことを
はっきりと
お知り頂きたいのです。
こんなに恐ろしい病気にもかかわらず
日本人が歯周病に気がつかないのは
いったいなぜなのでしょうか?
それは
自覚症状がないこと
そして
歯医者さんも
「歯周病が進行しています」と
はっきり診断してくれる先生が
あまりにも少ない
ということが原因です。
では、なぜ
「あなたは歯周病ですよ。
歯周病が進行していますよ」
と教えてくれないのでしょう?
それは
歯周病を完全に治すことは
できないから、です。
手立てがないから、です。
先ほど申し上げましたように
歯周病は歯を支えている骨が
溶けてなくなってしまう病気のこと
です。
一度溶けてなくなった骨は
元には戻りません。
大事なことは
いかに残っている自分の骨を溶かさないようにするか
なのです。
そのためには
正しい知識が必要です。
単に
歯の掃除を定期的にしていればいいだろう
歯周病菌を殺すといううがい薬を習慣にすればいいだろう
という知識では
ご自分の歯を残すことは
できません。
骨を溶かさずに守るために
歯周病の本当の原因を
まずは知って下さい。
歯周病の原因は
歯周病菌だけではない
のです。
歯周病の原因の大きなものに
かみ合わせの問題
あるのです。
上下左右に破壊的な力がかかることにより
歯が揺さぶられ
揺さぶられる力により
歯を支えている土台である
骨は溶け始めます。
単に
歯磨きをしていればいい
というものでは、ないのです。
「定期的に歯のお掃除」に通い続けていても
一度溶けてなくなった骨は
元には戻りません。
 
こんなに丁寧に歯磨きをして
忙しい時間の合い間に
歯医者さんに通っていたのに
歯がグラグラして抜けてしまった
という方はいくらでも、います。
間違った方法を繰り返していても
方法そのものが間違っているため
決して結果はよくはなりません。
どうぞ知って下さい。
歯周病は骨の病気です。
歯周病は
骨が溶けてなくなる病気なのです。

歯周病って、骨が溶けてなくなる病気なんです。

歯周病の根本原因は
■歯周病菌によるもの
■かみ合わせ異常による破壊的な力
です。
原因を突き止めることで
無駄な治療をしなくてすみます。
原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです。

歯周病は感染症です

歯周病とhs

歯周病の原因となる歯周病菌による感染症です。
ですので、

感染に対する治療を行わないと絶対に治りません。

 

歯科医院に行って「歯周病です」と先生に言われることがあります。
しかしそこで言われることは

「よくブラッシングしておいて下さい」とか、
「歯石を取るお掃除をしましょう」とか、
そういう治療しかされたことがない方がほとんどではないでしょうか?

 

繰り返します。
歯周病は感染症です。

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細菌ですので

どんどん移っていきます。

 

歯のお掃除をちょこちょこした程度では

残念ながら治ることはありません。

 

最近では、予防歯科ということがよく言われています。
歯医者さんに3ケ月に一回程度通い

定期的に歯石を取って

歯の奥のバイキンを除去していけば歯周病にはならない、というものです。
これは現在、歯周病でない人には非常に有効です。

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しかし、もうすでに歯周病にかかってしまっている方には

はっきり申し上げて歯周病の治療とは到底言えるものではないでしょう。

 

現在、日本では成人の約9割の人がなんらかの歯周病になっていることがしられています。

すでに国民病といっても過言ではありません。

また、自覚症状がほとんどありませんので、歯周病になっているのに気がついていない人がたくさんいます。
こんな状況で、今、お口の中に歯周病菌がまったくない人はどれだけいますでしょうか?

歯周病についてもう少し詳しくお話しましょう。

先ほども申し上げました通り歯周病は感染症です。
お口の中にいるばい菌が原因で歯の周辺の組織を破壊していく病気です。
人間の口の中には数百種類の細菌がいます。
その中には口の中の環境を保つのに必要な細菌もたくさん含まれています。
ですから、むやみやたらにうがい薬で消毒をすることは

この必要な菌も殺してしまうことになりますのでおすすめしていません。

長期的には菌交代現象が起こり、

殺菌剤で死なないばい菌だらけになる恐れもあります。

 

薬を飲みすぎて

やがて薬が効かなくなることと同じです。

この400種類の細菌の中で、歯周病の原因にはこの6つが代表的なものです。Actinobacillus actinomycetemcomitans (A. a.菌)

小さな球形に近い、非運動性、非芽胞産生性、糖分解性、好二酸化炭素性、通性嫌気性、グラム陰性の、両端の丸い桿菌。
限局型若年性歯周炎の病巣から比較的高率に検出され、 健康な、あるいは軽度にしか罹患していない患者の歯肉縁下プラークからの検出率は低いとされています。

Porphyromonas gingivalis (P. g.菌)

黒色色素産生性バクテロイデス属に入り、これらは 偏性嫌気性、グラム陰性、非芽胞産生性、 非運動性桿菌で、血液培地で増殖すると、褐色あるいは 黒色に着色したコロニーを作ります。
進行した成人性歯周炎の病巣から、また、広汎型若年性歯周炎の病巣からも分離されます。歯肉の炎症の程度と歯肉縁下プラークに占める本菌の 比率との間に相関関係があることも明かにされています。対照的に健康人あるいはまだ歯周炎に罹患していない 歯肉炎患者の歯肉縁下試料からは まず検出されません。

Prevotella intermedia (P. i.菌)

同様に黒色色素産生性バクテロイデス属に入り、進行した歯周炎患者のポケットから、しばしば多数のP.gingivalis と一緒に分離され、 単独に存在することは稀です。
P.intermedia は歯肉炎患者および健康な歯周組織を持つヒトの半数以上に存在しています。

Tannerella forsythensis (旧 Bacteroides forsythus、T. f.菌)

グラム陰性、非運動性、初期には球菌様を呈する 嫌気性桿菌であるが、時間が経つと、通例、先のとがった両端と膨れた中心部を示すようになる。
本菌は歯肉炎や健康部位、または疾患の軽快した部位に 比べ、歯周組織破壊の激しい部位で高率に検出される。また、表在性や非活動性の病巣よりも、深在性で活動性の歯周病病巣でそれが顕著である。難治性歯周炎の指標として重要な菌種です。

Treponema denticola (T. d.菌)

スピロヘータは、長くて細いグラム陰性嫌気性菌で、歯周病羅患部位の歯肉縁 下プラーク試料からしばしば分離されます。人の腸管や泌尿・生殖器表面からも見つかり、いくつかの種は梅毒のような重篤な感染症の原因菌です。
歯周病の病理発生における口腔スピロヘータの役割についてはまだよく解っていませんが、最も頻繁に分離される T.denticola については盛んに研究されており、歯周病の活動度や重症度と関連している、あるいはこの菌が免疫抑制作用に関わっているという報告などがあります。また、治療された患者でスピロヘータの割合が高いと、それが低い場合よりも再発しやすいとの報告もあります。

Fusobacterium nucleatum (F.n.菌)

Fusobacterium nucleatum(F.n.)は、線状の長いグラム陰性嫌気性菌で、デンタルプラークなどでは大きな体積比率で存在しています。ヒトの口腔内に常在 し、菌の両端が尖って中心部がやや太いことから紡錘菌とも言われます。
F.n. は、歯周病原性菌の1つで、デンタルプラーク形成に中心的役割を担って い て、他の細菌と共凝集することによりバイオフィルムを形成します。

P. g.菌、T. f.菌、T. d.菌の3種類の組み合わせは、RED complex と呼ばれ、重要視されています。

 

歯周病の種類は?

歯周病にも大きく2つ分かれます。

 

歯肉炎 歯肉が腫れているだけの状態

歯周炎 歯茎だけでなく、骨やその周囲組織(セメント質など)まで破壊された歯周炎の二つに大別します。

歯肉炎は原因である歯周病菌を歯ブラシなどで除去すればよくなりますが、

歯周炎は専門的な治療をしない場合、最終的には抜け落ちて入れ歯になることもあります。

 

まず、歯肉炎ですが、おもに以下のような診断があります。

 

単純性歯肉炎(歯垢=細菌のかたまり)

妊娠性歯肉炎

思春期のホルモンによる歯肉炎

薬剤(高血圧の薬など)による歯肉炎

口呼吸など、鼻が悪い人などにみられる歯周炎

 

歯周病にもいくつかの診断があります。

 

慢性(成人性)歯周炎....歯ブラシの状態が何年、あるいは何十年と続いたとき。

急速進行性歯周炎....20代後半から急激に骨組織の破壊がおこる。

若年性歯周炎....6才ごろから骨の吸収と喪失が始まる。

歯周病の症状とは

ほとんどの方が自覚症状がありません。


むし歯で歯医者に行ったら

「歯周病が進行している」

と言われてびっくりした、という方がほとんどです。

 

歯周病、特に歯周炎の問題は、

歯を支える骨がどんどん溶けてなくなってしまう病気です。
しかし患者さんが困って歯科医院に駆け込みたくなる症状、

つまり「痛い!」、「はれた!」、「噛めない!」といった症状はかなり進行した状態でないとあらわれません。
ですので歯科医院にいらした際には、「もうすでに手遅れ」の状態の方が多いのが現状です。

■以下の中でひとつでも当たっていたら歯周病が疑われます。

 

歯みがきのとき、歯ぐきから血が出る

歯ぐきのフチが赤い

歯石がついている

歯ぐきが腫れぼったい

冷たい物や熱い物が歯にしみる

歯と歯の間に食べ物がよくはさまる

朝、口がネバネバする

歯みがきのとき、歯ぐきが痛む

歯がのびてきた

歯が離れてきた

歯並びが変わってきた

歯ぐきを押すと白いウミが出る

指で動かすと、歯が揺れる

カタイ物が噛みにくくなった

糖尿病を患っている

 

歯周病には自覚症状のない方がほとんどです。

 

最善の歯周病治療とは?

 

まず、「歯周病」について正しく知ってください。

歯周病は感染症です。
しかし、

歯医者さんに行くと「歯周病なのでしっかりブラッシングして下さい」としか言われません。
いったいどうすれば歯周病は良くなるのか?
最善の歯周病治療はいったいどんなものなのか?
どこの歯医者さんでもはっきりと教えてくれることは少ないのではないでしょうか?

歯周病は口の中の歯周病菌が原因で起こります。

 

歯周病菌の種類にはたくさんあります。
口の中には約400種類の歯周病菌が住んでいると報告されています。
それらの中には口の中の環境を保つのに必要な菌もたくさん含まれています。

ですから、むやみやたらに抗生物質やうがい薬で消毒をするのはいけないことです。
長期的には菌交代現象が起こり、殺菌剤で死なない細菌だらけになる恐れもあります。

そのなかで、特に深刻な悪さをする歯周病の歯周病菌にはつぎの4つが代表的なものです。

1.Actinobacillus actinomycetemcomitans (A. a.菌)

小さな球形に近い、非運動性、非芽胞産生性、糖分解性、好二酸化炭素性、通性嫌気性、グラム陰性の、両端の丸い桿菌。
限局型若年性歯周炎の病巣から比較的高率に検出され、 健康な、あるいは軽度にしか罹患していない患者の歯肉縁下プラークからの検出率は低いとされています。

2.Porphyromonas gingivalis (P. g.菌)

黒色色素産生性バクテロイデス属に入り、これらは 偏性嫌気性、グラム陰性、非芽胞産生性、 非運動性桿菌で、血液培地で増殖すると、褐色あるいは 黒色に着色したコロニーを作ります。
進行した成人性歯周炎の病巣から、また、広汎型若年性歯周炎の病巣からも分離されます。歯肉の炎症の程度と歯肉縁下プラークに占める本菌の 比率との間に相関関係があることも明かにされています。対照的に健康人あるいはまだ歯周炎に罹患していない 歯肉炎患者の歯肉縁下試料からは まず検出されません。

3.Prevotella intermedia (P. i.菌)

同様に黒色色素産生性バクテロイデス属に入り、進行した歯周炎患者のポケットから、しばしば多数のP.gingivalis と一緒に分離され、 単独に存在することは稀です。
P.intermedia は歯肉炎患者および健康な歯周組織を持つヒトの半数以上に存在しています。

4.Tannerella forsythensis (旧 Bacteroides forsythus、T. f.菌)

グラム陰性、非運動性、初期には球菌様を呈する 嫌気性桿菌であるが、時間が経つと、通例、先のとがった両端と膨れた中心部を示すようになる。
本菌は歯肉炎や健康部位、または疾患の軽快した部位に 比べ、歯周組織破壊の激しい部位で高率に検出される。また、表在性や非活動性の病巣よりも、深在性で活動性の歯周病病巣でそれが顕著である。難治性歯周炎の指標として重要な菌種です。

5.Treponema denticola (T. d.菌)

スピロヘータは、長くて細いグラム陰性嫌気性菌で、歯周病羅患部位の歯肉縁 下プラーク試料からしばしば分離されます。人の腸管や泌尿・生殖器表面からも見つかり、いくつかの種は梅毒のような重篤な感染症の原因菌です。
歯周病の病理発生における口腔スピロヘータの役割についてはまだよく解っていませんが、最も頻繁に分離される T.denticola については盛んに研究されており、歯周病の活動度や重症度と関連している、あるいはこの菌が免疫抑制作用に関わっているという報告などがあります。また、治療された患者でスピロヘータの割合が高いと、それが低い場合よりも再発しやすいとの報告もあります。

6.Fusobacterium nucleatum (F.n.菌)

Fusobacterium nucleatum(F.n.)は、線状の長いグラム陰性嫌気性菌で、デンタルプラークなどでは大きな体積比率で存在しています。ヒトの口腔内に常在 し、菌の両端が尖って中心部がやや太いことから紡錘菌とも言われます。
F.n. は、歯周病原性菌の1つで、デンタルプラーク形成に中心的役割を担って い て、他の細菌と共凝集することによりバイオフィルムを形成します。

P. g.菌、T. f.菌、T. d.菌の3種類の組み合わせは、RED complex と呼ばれ、重要視されています。

 

歯周病治療には診断がなによりも大事

 

つまり、相手が何なのか?

歯周病菌の種類が判らなければ、どんな治療をすれば治るのか?

がわからないわけです。
歯周病治療には診断がもっとも大事ということです。


頭が痛いのに頭痛薬だけ飲んでいたら痛みは和らぐかもしれませんが

脳腫瘍とか脳血管障害などは絶対に治らないわけです。

 

歯周病についても全く同じことがいえます。
診断が大事なのです。
何の歯周病菌の種類において、今日の歯周病が引き起こされているのか?
その診断をすることがとても大事なのです。
これではいつまでたっても治ることはありません。

 

繰り返します。
歯周病の治療においては
まず検査が必要
歯周病の歯周病菌の種類を診断する検査です。
歯周病は感染症であり、歯周病菌の存在なしでは発症することは絶対にありません。
一般に診断名によって治療方針が決定され、治療が行われますが、その診断名を決定するためには検査が必要です。
つまり、

といった流れになります。
ここでの検査とは、もちろんレントゲンや歯周ポケットの計測も行います。
しかし、これらでわかることは歯周病のバクテリアやかみ合わせなど過去に起こった歯周組織の破壊だけです。

 

なぜそのような疾患になったか、そして予後がいいのか悪いのか、何年もつかなどは全くわかりません。
ですから、原因を見つけ、治療方針を決めるためにも感染症では歯周病菌検査が必要なのです。

かつて、胃潰瘍や十二指腸潰瘍がピロリ菌感染とまだ分かっていないとき、

最初は胃の全摘出や潰瘍の内視鏡治療による切除など、あるいは薬による対症療法が中心でした。
しかし、現在は検査によってピロリ菌の存在が分かれば、

除菌治療によって完治させることも可能ですし、

その後の胃ガンなども発症前治療が可能です。

 

歯周病も全く同じです。
まずは歯周病を重篤化させる歯周病菌が存在するかしないか、

いた場合は除菌治療を、

いない場合は生活習慣病や噛み合わせ(咬み合わせ)の要素のほうが強いですから、

生活習慣の変更の指導と治療を行います。
その後、破壊された組織にたいして施術をおこないます。

ですから、流れは次のようになります。

 

一般的な歯科医院で行なわれている歯周病の治療

口の中って、いっぱい場所がありますよね?


今まで歯医者さんで歯周病の治療を受けられたことがあるかもしれません。
「スケーリングしましょう。歯石取りましょう。」とか、

何回も通ってやってもらってたけど治らないですよね?
現在、ほとんどの歯科医院では歯周病の治療には「歯石を除去する」という治療が一般的です。
「歯周病ですので、数回にわけて歯のお掃除をしていきましょう。」
言われたことはないでしょうか?

 

そこで、歯石を除去すること、これも一日で一回で、全部除去すること、これは日本の保険制度では認められていません。
また、歯茎の深いところ、これは麻酔をしないと痛くてできません。
一度に何本の歯もできません。


ちょっとづつ何回にもわけて行なうしかできません。

 

例えば、

右下を掃除して次の日、

左下を掃除して、

次の日、左上を掃除して、

その間に右上の歯周病菌は綺麗になったはずの、掃除したはずの右下に移ってしまうわけです。

 

せっかくきれいにした、と安心していたら駄目なんです。
キレイにした所に口の中のバイキンが飛び移って伝染していく、つまり感染症なのです。
これが歯周病の怖いところです。

 

口の中は繋がっているからです。

唾液は充満しています。

どんなに一箇所を掃除しても

バイ菌は飛び移っていくのです。
そして、感染症ですから親から子、夫婦どうし、歯周病菌が感染しあっていくのです。

最善の歯周病治療の内容(ワンステージフルマウスディスインフェクション)

ではどうすればいいのでしょう?
これがワンステージ フルマウス ディスインフェクションという治療です。

 

口の中を全部1日で一度に掃除治療してしまう。
歯周病菌を殺す薬で一気に歯周病菌を殺してしまう、これがとても大事なのです。

「薬 site:http://www.8181118.com/」の画像検索結果

そして同時に飲み薬も服用して頂きます。

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悪さをしている歯周病菌を殺す薬です。
では、菌を殺す薬なら何を飲んでもいいのか?
違います。

歯周病菌の種類に応じて効く薬と効かないお薬があります。

だから歯周病菌の種類が分らないといくら痛みを治すために薬を飲んでも治らないわけです。
大事なことはまず

  1. バイキンの種類が何なのかを調べて知る、確認する(診断)
  2. 歯の表面についたばい菌を除去できるように練習します(ブラッシング)
  3. それから一気に口にいる歯周病菌を取り去る(治療)
  4. 同時に除去しきれかったところ、人間がやることですから全部を一度にのけるということは不可能です。ですから、その歯周病菌を殺すためのお薬を飲んでいただく。

以上のプロセスが非常に大事になってきます。

プラークだとか、歯石だとか、かたまり(バイオフィルム)に関しては、いくら薬を飲んでも効きません。
機械的に人の手で除去してやるしかありません。
そして、その歯周病菌の種類に応じて効く薬、歯周病菌を殺す薬を飲むということが大事なのです。

A菌にはA薬
B菌にはB薬
C菌にはC薬が必要です。

 

AB菌がいるにもかかわらずA薬を飲み続ければA菌が減り炎症は治まりますが、B菌が残ります。そしてA薬が効かなくなります。(菌交代現象)
AB菌になると、A薬とB薬を同時に飲まなければ薬が効きません。効力がなくなってくるのです。
治療に関しては、感染症であるから、歯周病菌を除去するということが治療の目標です。

 

歯周病は糖尿病と同じ、一生のお付き合い

さらに、何をもって歯周病が治った、とするか?

ここが歯周病治療の大事な目標です。

よくよくお読み頂き、理解して下さい。
例えば内科に行けば、風邪薬を飲み、養生をしていればある程度は治りますよね?

で、症状が治まれば五体満足「風邪は治った」となります。

しかし、歯科は違います。
外科と同じで「削って悪いところを除去する」ということが治療の主体になります。
この感染症、歯周病の場合、一度溶けてしまった骨は元には戻りません。
どんどん歯を支えている骨が溶けてなくなっていく一方です。


ですので、治療の目標は、「治る」ではなく「元に戻る」でもなく、また、「進行を止める」でもなく、

「進行を遅らせる」ということ、これが歯周病治療の最終目標です。

 

こんなに頑張ったのに、こんなに歯医者に通ったのに・・・。

でも
治りません。
ある程度骨を再生する別の治療はありますが、基本的にはその進行するのを遅らせるということが治療の第一の目的です。
それができてから再生治療(インプラント、GTR、GBR、エムドゲイン等)です。
除菌せずして再生させたとして、どうなると思われますか?
早期になくなってしまうと思いませんか?

今の何もしない状態だと、骨がどんどん溶けて歯がなくなってしまう、そのなくなるスピードを遅らせることがとても大事なのです。治療の目標なのです。

歯周病は「治る」ことはない。

歯周病においては「治った」という表現はしません。

糖尿病と同じで、一度かかると一生のお付き合い、ということになります。
悪化するのを少しでも遅らせて現状を維持する。
これが目標なのです。
口の中にあり重症なバイキンたち、これを極力のける。
ふやさない、これがとても大事です。

では、歯周病治療の目標である「進行を遅らせる」状態になった時はどうなるのか?

と申しますと、ご自分の歯を残しやすくなります。
歯を失う時期を遅らせることができるのです。
きちんとメインテナンスを行なっていけば、高齢になっても十分ご自分の歯を維持することができます。

また歯周病は年齢には関係ありません。
20代でも重度の歯周病の患者さんはたくさんいらっしゃいますし

80代でも歯周病になっていない患者さまもいらっしゃいます。

 

歯周病菌治療のしかた

では、一度にバイキンを除去するというけれど先ほどの6つのバイキンのうち最も多く悪さをするPG菌、中等度の歯周ポケット、6〜7ミリの場合、縁下の歯周病菌を直接除去しないと、プラークコントロールは困難です。

そしてAa菌は術後に残存しやすいです。

少量のバイキンでも油断するとどんなに頑張ってもすぐに悪化します。

だからその原因である歯周病菌の歯周病菌を目標とする数値(域値)以下にコントロールすることが、常にそれ以上増えないようにすることが目標です。

そしてもうひとつ、治療の目標としては、深い歯周ポケットがあると、そこに歯周病菌がまた住み着いてしまうので、そのポケットを浅くする、そして減らす、歯周病菌の数を少なくする、それによって進行を遅らせる、これがとても大事なことなのです。
そしてRED complex といわれる3種類のバイキンとAa菌の4種類です。
さきほどの歯周病菌の集合体、これが、他の歯周病菌の中で存在するのを5〜10%の量にまでもっていかなくてはならないのです。
これらの歯周病菌が口の中に大量に繁殖していたらダメなのです。

歯周病に関係が深いといわれている歯周病菌、これは嫌気性菌がほとんどです。
つまり 酸素に触れると死滅つまり、死んでしまうわけ です。
だから今まで見つからなかったのです。

今、注目を浴びている歯を削らずにお薬でむし歯を治すという薬で治す治療法も全く同じです。

「細菌を培養しても増殖していないから大丈夫ですよ」ということで、治療はされていたけれども、治療は失敗に終る。口の中に細菌が実は残っていた。 だから嫌気性菌培養といって空気のないところでバイキンを増やす検査法ができてはじめて嫌気性菌が発見されたのです。 薬で治す治療法はこの嫌気性菌に効くのでむし歯が治っていくのです。

歯周病も同じです。
重症化させる歯周病菌は、深いところにいるから生き延びることができるのです。
歯石になって酸素を遮断できるからブラッシングだけでは意味がないのです。
それを見つける検査ができたわけです。
効く薬が何なのかわかってきたのです。

よく歯科医院で「あなたの口の中の細菌が何なのか検査をしましょう」という検査をしてもまったく意味をなさなかったのです。

見つけられないのです。

これは今までの歯科医院がどうこうという問題ではなく、きちんとした高度高額機器でもってバイキンをきちんと扱うことによってでしか見つけることはできないのです。
嫌気性菌をいくら医院で培養して増やそうと思っても口の外に出たとたんに死んでしまっていますから増えないのです。
見つけることができないのです。

じゃあ、その検査は当然一般の歯科医院ではできません。
それは外部の歯科専門の研究検査センターに依頼しなくてはなりません。

それがPCR-インベーダ法であったり、インベーダ法(IV法)であったり、

そういう新しい検査機器の発達によって見つけることができるのです。

そしてAa菌においてはPCR-インベーダ法でなければ意味がありません。

Directインベーダ法でも検査はできますが、5000未満という検査結果だけでは決して安心できないのです。

唾液検査では不正確です。

ペーパーポイントによる検査が必要です

どこの研究機関に依頼するか?どの器械でどの検査法で検査するかが重要なのです。
もちろん医院でのテクニカルなサンプリングも重要です。

医院でのサンプリングの技術も重要です。
もちろんこの検査や治療には保険は残念ながら効きません。

歯周病の正しい予防法は?

現在、テレビやCM、雑誌などでも「歯周病」という病気がよくでてまいりますので、多くの方にも「歯周病の存在」を知って頂けているかとは思います。
歯周病予防のための歯みがきや薬剤など「歯周病予防のために!!」とうたっています。

しかし、歯周病の原因でもお話したとおり、

歯周病は感染症ですので、日々のブラッシングだけで治ることはまずありません。
「私は歯周病予防のために、毎日きちんと歯みがきをしているから大丈夫」
「歯周病予防の洗口剤でしょっちゅううがいをしています」
など、いろいろな患者さまがいらっしゃいますが、残念ながら歯周病の進行はどんどん進んでいます。
もちろん正しいブラッシングは歯を守るためには基本中の基本ではありますが、

それだけでは決して治ることはない、とご理解頂きたいのです。

 

 

歯科医院で歯周病ではない、と言われた方は

  1. 歯科医院に通い、プロの手によって口腔内の細菌(歯石など)を定期的に除去する
  2. 歯科医師または歯科衛生士のブラッシング指導により「一体どこが磨けていないのか?」を知り、正しいブラッシングの方法をマスターする
  3. ご自宅では歯間ブラシで歯と歯の間にはさまった細菌を除去し、歯ブラシで丁寧にブラッシングする

1、2は定期的に歯科医院に通い「ご自分の大事な歯を守るため」に行なって頂きたいことです。
女性であれば3ケ月程度に一度美容に行きますよね?
その感覚と全く同じとお考え下さい。
歯は「失ってからはじめてその大事さに気がつく」ものなのです。

 

「歯周病が進行しています」と医師に宣告された方は

  1. 歯周病治療専門の歯科医院にて歯周病治療の診断をお受け下さい。
  2. 細菌検査などによりあなたの歯周病の原因となる細菌の種類が何なのか検査します。
  3. 検査結果により、歯周病治療ワンステージ フルマウス ディスインフェクション開始
  4. 歯周病治療終了後、定期的に通院して頂きプロによるケアを行ないます。

 

歯周病とインプラント

 

歯を失う多くの原因はこの歯周病という病気でした。
歯周病で歯を失った方にとってこのインプラント治療はとても効果的な治療だと思います。
現在多くのシステムでインプラント治療が行われていますが、90%以上の生存率が得られていると言われています。
しかしながら、10%弱の割合でインプラントが除去してしまうケースもあります。

私たち歯科医師としてはこの生存率をどこまでも100%に近づけたいと願っています。
インプラントの生存率を減少させる大きな原因として次の4つがあげられます。

  1. 全身状態
  2. 咬合(かみ合わせの悪さ)による原因
  3. 歯周病
  4. 喫煙

実際にインプラントを除去せざるを得ない周囲炎(periimplantitis)、また、過重負担による骨破壊が考えられます。

私たち歯科医師が長期的にみたインプラントの生存率を100%に近づけるためには、歯周病のコントロールによる骨破壊のリスクを避けることがとても重要になってまいります。

どんなに素晴らしい技術でもってインプラント治療を受けたとしても歯周病の細菌が口の中に大量に残存していれば、いずれ骨が破壊されてせっかく入れたはずのインプラントが駄目になってしまう可能性がある、ということなのです。

これらのことをふまえ私はインプラント治療の際には、かならず歯周病の治療を導入しております。
つまりインプラント治療をお考えの方は同時に、歯周病治療も行っていく

そうすることでインプラントの生存率を減らす原因を少しでも無くしていきます。

 

歯周病と糖尿病の深い関係

メタボリックシンドローム 歯周病

「肥満」と関係、動脈硬化を促進

(写真左)西村 英紀 教授

 

抜粋

『歯の病気と思われた「歯周病」が、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の元凶である「肥満」とも密接に関係していることがわかった。

一方、重度の歯周病では、動脈硬化を促進することも明らかになってきた。

従来、糖尿病との関連が指摘されていたが、最近の研究では、こうしたさまざまなデータから、むしろメタボリックシンドロームの「合併症」としてとらえることが重要ではないか、という見解が広がりつつある。

広島大学大学院医歯薬学総合研究科の西村英紀教授との出会いから始まる。
最近はテレビコマーシャルなどでもよく紹介しているので「歯周病」という病気の存在が知られるようになりました。

また、全世界で最も患者が多い病気は歯周炎などの歯周病である、地球上を見渡してみてもこの病気に冒されていない人間は数えるほどしかいない、とも言われています。
さて、歯周病は、歯の周囲の歯ぐきなどの組織に細菌が感染して起こる慢性的な感染症です。
詳しく申し上げますと、歯は通常、歯茎とピタッとくっついていますが、その間に、

酸素の嫌いな「偏性嫌気性菌」が巣をつくって溝(歯周ポケット)を広げ、歯の根の周りから炎症を起こして、しまいには歯が抜け落ちてしまう病気です。

感染症ではありますが、最近では「生活習慣病」と捉えられています。
その理由の1つが、どんなに口の中を汚くしていても歯周病にならない体質の人がいる一方、逆に親子で重症の歯周病になるケースもあります。もう1つは、肥満、糖尿病、それにたばこ、ストレスなどを加えた、いわゆる生活習慣病が密接に関係してくると、歯周病になりやすく、重症化しやすいことがわかってきたのです。

複数の遺伝的要因と環境要因が合わさって発症する病気が生活習慣病と定義されます。
糖尿病の人がどれだけ歯周病にかかりやすいかというと、40歳過ぎてなりやすく、ちょうどメタボリックシンドロームになる年齢とかぶさっています。

肥満の人は歯周病になりやすい

肥満に関しては、九州大学の研究者らの有名な調査結果があります。
やせているグループを1とすると、太っている人は3・4倍、さらに重度肥満の人は8・6倍歯周病にかかりやすいことがわかっています。

糖尿病は、6番目の合併症

あらゆる調査によると、糖尿病の方が、糖尿病でない方より2.6倍、歯周病になりやすいことがわかってきています。
つまり肥満で糖尿病だと、これらの数値を掛け合わせたぐらいの頻度で歯周病になりやすいし、メタボリックシンドロームの人は、なおのこと気をつけなければならないわけです。

歯周病というのは、糖尿病の6番目の合併症といわれていたのですが、これからは、メタボリックシンドロームの合併症として考えた方がいいのではないかともいわれています。
歯周病は、嫌気性菌による感染症ではありますが、遺伝や生活習慣が引き金となって発症する生活習慣病としての要素も兼ね備えているという認識がとても大事なのです。

歯周病の嫌気性菌は、強力な毒素を作る

歯周病の嫌気性菌は、酸素が嫌いな菌に特有の強力な毒です。

 内毒素」と呼ばれています。
例えば、高濃度の内毒素を濃縮してネズミに注射すると、ショック死を起こします。人でも抵抗力の弱い高齢者だと、敗血症ショックを起こしかねないのです。
中等度の歯周病になると、炎症の起きている歯茎の粘膜は傷つき、容易に出血し、潰瘍(かいよう)状態になる。例えていえば、黴菌(ばいきん)の詰まったバケツの中に、常に手を突っ込んでいるような状態で、内毒素が体内に入ってくるわけです。

内毒素が糖尿病や肥満に関連してくるメカニズムとは

体内に侵入した内毒素は、毒をやっつける白血球に食われてしまうのですが、その際、白血球は「(腫瘍壊死(しゅようえし)因子の)TNF-α」という生理活性物質を放出します。
TNF-αは、血糖を下げるホルモンのインスリンの働きを悪くするので、血糖が上がってきて糖尿病になりやすくなります。
一方、肥満の人は、内臓脂肪がたまっているので、脂肪組織から、白血球と同じ、炎症性の悪質なサイトカインであるTNF-αを放出してきます。
つまり、歯周病でも肥満であっても、入り口は違うが、出口からは、同じものが放出されてきます。
歯周病も肥満も慢性炎症にかかわる病態なので、こうした悪玉物質が四六時中、出続けるわけです。

結果的にインスリンの働きが邪魔されて血糖が上がり、糖尿病の温床ともなるわけです。

歯周病治療で糖尿病改善

歯周病治療すると、歯周ポケット内の細菌数がたちまち減ってきます。
すると、体内の炎症性サイトカイン「TNF-α」の血中濃度が減少し、インスリンの効きを示す指数(HOMA-R)が改善するわけです。
歯周病を合併した糖尿病の女性患者(48)の場合は、抗生物質などで治療を行い2年間にわたり変化を見たところ、7%を超えていた血糖値指数の「グリコヘモグロビンHbA1c」が6%に下がり、TNF-αの値も減っていたといわれています。

この女性は、まだ糖尿病の域を完全に脱したわけではないが、グリコヘモグロビンHbA1cが1%減ることは、相当意義あることで、手足の切断が40%、失明(網膜症)の原因となる小血管の障害が30%改善されるという海外のデータもあるのです。

個人差があってグリコヘモグロビンHbA1cが1%減ることは少ないですが、0.6%程度減ることはよく報告されています。
(※HbA1c:糖尿病のコントロール)

歯周病が動脈硬化を促進

コレステロールが高いうえに、血糖が上がることによって動脈硬化になり、心筋梗塞(こうそく)などになりやすいことはよく知られています。
ところが、糖尿病患者で歯周病を持っているグループと持っていないグループに分け、頸(けい)動脈の狭窄(きょうさく)度を調べたところ、歯周病群は非歯周病群の2倍以上も狭窄していることがわかってきているそうです。
血液中を流れる糖分やコレステロールの量が同じとしても、歯周病が加わるだけで、これだけ狭窄が高進しているのです。
恐らく動脈硬化も、前述の白血球がどんどん血管の壁に潜って悪玉のLDLコレステロールをくわえ込み、泡沫(ほうまつ)細胞化してアテローム(粥(かゆ)状)、いわゆる動脈硬化の状態になる。歯周病で産生される内毒素が、こうした反応をものすごく加速しているのではないかといわれているのです。
また、歯周病がひどければひどいほど、心筋梗塞や腎症で死亡する危険性が高いというデータもあります。
歯周病は、”沈黙の病気”ともいわれていて、末期になるまでなかなかわからないものです。

歯がぐらぐらしだすと、かなりの末期です。
嫌気性菌は強烈な臭いを発しますから、家族から口臭を指摘されるような人は、すぐ受診してください。

歯周病治療は全身への影響も考えて

われわれ歯科医師が日々の診察で感じていることがあります。
それは、年を老いても元気で活発な人は、イキイキと暮らしている人は、その多くが歯も歯ぐきも丈夫であるということ、なのです。

「歯を失ってはじめて気がつくその大切さ」を痛感します。
ますます高齢化社会をむかえ、自分の歯で噛めるかどうかで人生の晩年における生活の質が大きく違ってまいります。
糖尿病は一生のお付き合いです。
そのなかで歯周病で苦しむことがなければ、より生活の質の向上が期待できるであろうし、歯周病を治療することによって糖尿病の改善も図ることができると思います。

また一方で、歯周病は糖尿病以外の種々の全身疾患(心臓病、肺炎、早産、低体重児出産、好中球減少症、HIV感染症など)とも深く関連しており、患者様には総合的な医療が必要となってまいります。
全身の健康を全て考えた上で歯周病という病気を考えて欲しいと願います。

歯周病について正しい知識を持ち、歯周病菌が媒介となって起こる体へのさまざまな影響を考え治療を進めていくことは非常に大切なことなのです。

歯周病で歯を失われた方、よくあるご質問

 

Q:私は歯周病で歯を失いました。

現在は入れ歯を使用しています。

私の両親も歯周病で既に義歯を使用しています。

歯周病は遺伝性のものですか?

私の子供が歯周病にならないか心配です。

 

A:歯周病は感染症ですので親から子へ、夫婦同士は移りやすいといえます。

遺伝ですが因果関係ははっきりしていませんが,家族でみんな同じ種類の細菌に感染していたという報告はよくあります。

ですからリスクは普通の人より高いかもしれません。

繰り返しますが歯周病は細菌感染ですが,細菌に対する抵抗力は遺伝するという報告もあります。

そういった意味では親が歯周病になった人は罹りやすいと考える事もできます。

しっかりプラークコントロールをして,定期的に専門医のメインテナンスを受けていればそんなに心配しなくてもよいでしょう。

 

Q:最近、口臭が気になります。

妻にも「臭い」と言われています。

これは歯周病と関係あるのでしょうか?

A:歯周病の可能性は非常に大きいですね。

詳しい診断をお受けになることをおすすめ致します。
歯周病が進行すると歯茎から膿のようなものが出てきます。

これが原因で口臭になっている場合が少なくありません。

 

Q:歯科医院に行ったら先生から

「歯周病なので歯を何本も抜かなければいけません」と言われました。何本も歯を一気に抜くのは不安なので、本当に抜かないといけないのかどうか確かめたいのですが,どうすれば良いですか?

A:一人の先生での診断にご不安がある場合は、ぜひセカンドオピニオンをおすすめいたします。

3人の先生がいれば,極端な話,治療法は3つあるかもしれません。

よりよい治療を求めて,他の先生の診察も受けてみるとよいかもしれません。

医科領域では一般的になってきています。

 

Q:歯科医院に行ったら

「歯周病なので歯を何本も抜かなければいけません」と言われました。

もし抜かずにほうっておくと一体どうなるのですか?

A:歯を抜きたくないお気持ちは痛いほどよくわかります。
しかし、そのままほうっておくとどんどん歯周病は進行してしまい、周りの歯も抜けて、後で取り返しのつかない場合になることがあります。

保存不可能な歯があれば抜いてしっかり歯周治療を受ければ,そのときは大変に感じるかもしれませんが後でメリットが大きくなることが考えられます。

その時の1本の歯にこだわらず,お口全体で考えることが重要です。

専門の歯科医院の先生によくご相談下さい。

 

Q:歯科医院で歯石を取る治療を受けました。
その後、ものすごく歯がしみてきました。大丈夫なのでしょうか?

A:大丈夫です。

きちんとした歯周治療をおこなうと,歯肉が引き締まり,それにより歯根が露出する事があります。

それが原因で水がしみる事があります,これは歯肉がよくなった証拠です。

心配しなくてもよいと思います。

ただし,極端にしみる,我慢できないという場合は,主治医の先生に相談してみてください。ちゃんと処置してくれるはずです。

 

Q:歯周病予防を考えた場合、電動歯ブラシと手用歯ブラシ,どちらを使うのがよいのですか?

A:実際,このような質問はよく患者さんから受ける事はあります。

手用歯ブラシでも正しく使えばプラークコントロールは十分可能です。

しかし、実際にお口の中を拝見させて頂いた時、手用歯ブラシで磨かれている方できちんと磨けているという方はあまりいらっしゃいません。
メーカーにもよりますが、優秀な電動歯ブラシは使っていただければその効果はよくわかります。

歯科医師または歯科衛生士の指導のもとにきちんと使用すれば次のような感覚が得られることと思います。

  1. 磨いた後、歯の表面を舌でなめるとツルツルになっている
  2. 2~3週間磨いたら歯茎が引き締まってピンク色になってきた

手用では取り除けない部分の細菌も綺麗に磨いてくれる電動歯ブラシは歯周病の予防には非常に効果的だと思います。

歯科医師とよくご相談になりお使い下さい。

 

Q:歯周病だと言われていますが喫煙はやめられません。

喫煙は本当に歯周病によくないんですか?

A:はっきり申し上げます。

歯周病に喫煙は特に良くないです。
喫煙者は,非喫煙者より治りが悪いことが報告されています。

全身の血流を悪くすることが大きな原因です。

歯周病だけではなく,体のことを考え禁煙することをお勧めします。
また喫煙を続けられた場合にはもし歯周病治療、インプラント治療を行ってもその後の経過が非常に良くないことも既に報告されています。

 

Q:歯周病治療にはレーザー治療が効果的と効きました。

本当ですか?

A:歯周病治療にレーザーは対症療法のひとつです。

非常に軽度の歯周病であれば効果があるかもしれませんが、実際は効果が無いこともあります。

作用機序はまだはっきり判っていません。

歯周治療にレーザーのみを積極的に使用する事は否定的です。

 

Q:女性は歯周病になりやすいとテレビで見ました。

本当ですか?

A:歯科会でもこの問題はよく取り上げられています。
女性の場合、妊娠時にはホルモンの影響で菌が繁殖しやすくなりこれが歯肉炎を起こすことはよくあります。
また閉経後の女性はかかりやすい病気で、骨粗しょう症があります。

これは歯周病と関係と深いと考えられています。

 

Q:歯周病はうつりますか?

A:歯周病は歯周病原因菌による細菌感染です。

ある意味ではうつるといえます。

しかし,個人の細菌に対する抵抗力は異なりますし,十分なプラークコントロールをしていれば予防できますからそんなに心配する事はありません。

 

Q:食生活で改善することはあるのですか?

A:これを食べれば治るというものはありません。

しかし,歯周病は歯周病原因菌による細菌感染ですから,しっかり栄養をとり,体の免疫力を高めることはよい事です。

 

Q:歯周病と全身疾患が関係しているって本当ですか?

A:歯周病と全身疾患との関係は近年報告されています。

心臓病と関連があるという報告もあります。

広義でいえば歯は消化器の入口から胃や腸と同じように考えることができます。
歯周病が進行すれば糖尿病も進行するという関係も報告されています。

 

Q:私はまだ20代です。しかし歯科医院で「歯周病が進行しています」と言われました。

本当に若い人でも歯周病になるのですか?

A:はい、歯周病になります。

一般に歯周病は中高齢者だけがなると思われていますがそんなことはありません。

若年性歯周炎と呼ばれる10代に罹るタイプもあります。

若いからといって安心していてはいけません。

気になることがあればすぐに相談しましょう。

 

Q:鏡を見たら歯肉が下がってきて歯がむきだしになってきたような感じがします。

これは歯周病ですか?

A:歯肉が下がるのも広い意味では歯周病です。

ただ,歯肉は加齢と共にさがる場合もあるので一概には言えません。
「歯肉が下がった!」といって来院される方もよくいらっしゃいますが実際に下がっていない方も多いです。

歯の上のほうはエナメル質という物質で出来ており,根の部分はセメント質や象牙質でできています。

この境目が見えていれば歯肉が下がっていると考える事が出来ます。

エナメル質よりセメント質や象牙質は軟らかいので虫歯になりやすいです。

より丁寧なブラッシングが必要といえます。また審美的に気になる場合,外科的に治療する事もできます。

 

Q:専門的な歯周病治療には健康保険は効きますか?

A:残念ながら保険は効きません。
現在の日本の保険制度では、歯を残すだとか、歯を削らない、等の治療に関しては十分保険は認められておりません。

全て自費診療となっております。

 

Q:歯周病のメインテナンスはどのぐらいの頻度で通えば良いのでしょうか?

A:これは個人差がありますので一概には申し上げられません。
年齢,病態,ブラッシング能力などを考慮して決定しています。

一般的には3ヶ月程度,しっかりコントロールできる方ですと6ヶ月に1度程度です。

リスクの高い患者さんには月に1回,メインテナンスに来院される方もいます。

 

Q:歯周病の治療で再生医療というのは何ですか?

A:歯周病はどんな状態になる病気かといえば「歯を支えている骨が溶けてなくなってしまう病気」です。
歯科的には歯周組織の吸収といいます。
この吸収した組織を再生させる治療が「歯周組織再生療法」といいます。この方法は保険は適応されません。

 

歯を失う大きな原因「歯周病」はお口全体で考えなければ意味がない

 

歯科医院で先生に

「あなたは歯周病だと言われた。

歯がぐらぐらしているので歯を抜かないといけないと診断された。

歯を抜いた後、どのようにすれば他の残っている歯を予防できるか?

 

実際によくあるご相談です。

揺れている歯がある場合には

クリーニングをしてもほとんど揺れは止まりません。

 

実際、ご相談に来られる患者さんの多くは

これまでも普通にブラッシングや

定期的な歯科検診はなさってこられた方も多いのです。

しかし、

今回

「歯周病で歯を抜かないといけなくなった」

のです。

 

歯周病菌だけが原因で歯周病になっている場合には

しっかりとお口の中の菌を減らすことで

これ以上悪くならないように維持することができる可能性もございますが

「歯周病で歯を失った」場合には

そもそも今回歯周病になられた根本原因

まずはきちんと突き止めることが大事です。

 

歯周病によって骨が溶ける原因は2つです。

1、口の中の細菌によるもの(細菌感染)

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2、噛み合わせから起こる「破壊的な力」(外来的要因)

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今まで掃除をきちんとしているにもかかわらず歯の揺れがとまらない、

のであれば

1、ではなく、2の噛み合わせから起こる問題

または1、2の組み合わせが原因であることが多いです。

詳しくはこちらをご覧下さいね。

 

さあ、では

原因2の、かみ合わせからくる破壊的な力をお話します。

 

重たい物を持つ、

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重たい物を支える、

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というふうに考えていただくと分かりやすいです。

 

 

一人で重たい物を支えるよりも

2人よりも3人、3人よりも4人のほうがいいわけです。

 

それぞれの人に対する負担が減るわけです。

歯の数は親知らずを除くと28になります。

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親知らずを含めると32になるのです。

そもそもなぜ神様がこのように人間に歯を多く作られたのか?

 

歯がそれほど丈夫なものであれば、そんなに本数いらなかったのではないでしょうか?

つまり人間の食生活においては28本は必要だと考えて、28本作られたのだと思います。

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ですから

すでに「歯を抜かないといけない」ということになった

ということは本数が減るのです。

 

重たい物を運ぶと思って下さい。

例えば車で運ぶ場合、タイヤは4ですよね。

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では次に

4本のタイヤの普通の車には乗せられないような大きな物、重たい物を乗せると思って下さい。

トラックやトレーラーなどタイヤがいっぱいなもので運びます。

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その大きなもの、重たいものを車の上にポンと載せてみたらどうでしょうか?

タイヤが悲鳴を上げますよね。

パンクしますよね。

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お口の中の歯も同じことが起こっているのです。

すべて噛む為の道具なのです。

噛むための

ご自身の歯

被せ物、

ブリッジ、

入れ歯(義歯、総義歯)、

インプラント、

すべて道具なのです。

 

本来受け持っている力以上の力を受け持つと

簡単に壊れてしまうのです。

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歯がグラグラしている。

歯周病で歯を抜いた後どうすればいいのか

というご質問をよくいただくのです。

歯がグラグラしているというのは動いているということですよね。

何か噛んだ時、歯は動くんです。

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というこうとは、それは力を支える能力が実はあまりないんです。

弱いんです。

つまりどういうことか?

車でいうとタイヤがパンクしている状態だということです。

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当然パンクしているわけですから、ないのと同じです。

残っているタイヤに負担がいっているのです。

トラックやトレーラーでないと運べないような物、重たい物、大きい物、それを普通の車にポンと載せたら耐えられないわけです。

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確かに車でも重たい物を運べるのかもしれない。

でもそのような限度を超えたような物は運べないのです。

 

言うなれば、車で運べる荷物の量は限られている。

トラックやトレーラーでないと運べないような物はそもそも運べないのです。

 

運ぼうとすると次々壊れていくのです。

 

もちろん昔食事できていた物と同じ物を食べたいという気持ちはよく理解できます。

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家族みんなと

お友達と一緒のものを

同じように噛んで召し上がりたい

というお気持ちよくわかります。

しかしながら

残っている歯の現状、

残っている歯の本数であったり、

残っている骨の量だったり、

揺れているのか揺れていないのか、

生きている歯なのか、

死んでいる歯なのか、

という状態によって

噛める物、

噛んでもいい物が

変わるのです。

歯の神経を取るから

噛んでも痛くないから噛んでもいいというわけではないのです。

確かに噛むということは良いことです。

噛むということによって脳への血流量が増し、筋肉が動く、ということによって脳への刺激が強く脳を活性化させる。

つまり噛むということはすごく大事なことです。

しかしながら堅い物を噛むと歯は骨はやられてしまいます。

つまり噛んで大丈夫な方が噛んでいいのです。

その限度を超えた噛み方をすると、実は非常に危険なのです。

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「歯を抜いた後どのようにすれば良いのか」

本数が減っているわけですから、その本数分増やしてあげればいいわけです。

例えば

インプラント治療のようになくなった歯の本数分、そこを支えられる本数のインプラントでもって支えるということが一つ。

もう一つはもうすでに揺れているわけですから、

すでに他の歯に対して負担が掛かっているわけですから、

今のお食事そのものが実はご自身の歯にとって耐え切れない力だということを知ってください。

今の食生活そのものが非常に危険なのだということを知ってください。

ご自身では「その食事は硬くない」と思っていらっしゃるかもしれません。

硬いかどうかを判断するのはご自身の頭ではなく、ご自身の歯なのです。

頭では「これくらい大丈夫だろう」

と認識されていても

確実にお口の中の歯は壊れていっているのです。

以前に食べていた物よりもやわらかいもの、出てきた食卓の中でやわらかいものを選んで食べている、であればいいということではないのです。

今のご自身の歯にとって十分余裕をもって耐えられる食事なのかどうかということが大事なのです。

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ですから今すぐにその食事の質を変えるということがすごく大事なのです。

歯を抜いた後、傷が治るには時間がかかります。

期間がかかります。

その間も残っている歯にはものすごい負担がいっているのです。

傷が治るには休養というのが必要なのです。

 

足が骨折をして、その足を治すためにギブスをして、

その傷が治るまで動かさない、動かない、力がかからないようにする。

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この休養がすごく大事なのです。

ギブスをしてそのままマラソンに出たら当然壊れるのです。

傷が治り、治療が終わるまでは走ってはいけないのです。

この2点はとても大事なことなのです。

「あなたは歯周病だと言われた。

歯がぐらぐらしているので歯を抜かないといけないと診断された。

歯を抜いた後、どのようにすれば他の残っている歯を予防できるか?

予防するためには

今の現状の歯に対して

これ以上負担をかけないような

お食事の質を変えて頂くことがとても大事です。

「硬いものを食べないで下さい。」

「お食事の内容を変えて下さい。」

「できるだけ柔らかいお食事に変えて下さい。」

こんなお話をあなたは聞かれたことは、ないでしょうか?

硬いかどうかを判断するのはご自身の頭ではなく、ご自身の歯なのです。

歯周病と診断された方

歯を抜かないといけない診断された方

すでに多くの歯を失ってしまった方

まずは、

ご自分が「歯を抜かないといけないと診断された」根本原因

歯周病だと診断された根本原因を

お知りになって下さい。

歯を抜かないといけない

と診断された方は

まずは、ご相談下さい。

現状をきちんとお知りになる、それが最も重要なことです。

 

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